血液型と輸血のお話
こんにちは。
本日は血液型と輸血についてです。
わたくし、お恥ずかしい話ですが
この血液型と輸血のこと
割と適当に理解していたみたいです。
今回も分かりやすくをモットーに頑張ります!
みなさん何型ですか?
わたくしはO型です。
皆様に血はあげれるけどもらえない型です笑
どういうことかと言うと‥
こちらの絵をご覧ください。
相変わらずの手書きです。
絵は横にしてみて下さい笑
A型の血液にはA型の抗原:三角がくっていてます。
B型の血液にはB型の抗原:四角がくっついています。
それぞれ違う抗原です。
この抗原と右に書いている抗体が綺麗に合わさるとそれが目印になって血管の中にいるボディガードさん達に攻撃されてしまいます。
これを溶血と言います。
血球が壊されると本来血球がしていたお仕事、つまりこの場合は赤血球の仕事が出来なくなってしまいます。
赤血球のお仕事で1番大事な仕事は
体に酸素を届けることです。
これ出来なくなったらヤバいですよね!
なので、普通の状態であれば溶血が起こらないように
A型はA抗原とBの抗体
B型はB抗原とAの抗体
を持ってます。
A B型はA抗原も B抗原も持ってます。抗体はどちらも持ってません。
O型は抗原はどちらと持っていませんが抗体はどちらも持っています。
人間の体ってよく出来てますよね。
ちなみに輸血する時ってどういうふうに輸血するか知ってますか?
絵の右側になりますが、
人間の血は放っておくと
下の血球成分と上澄み成分に分かれます。
上澄み成分の中にさっきの抗体が入ってます。
なので
赤血球を輸血する時は下の血球成分のみを入れることになります。
そうなると自分の持ってる抗体と入ってくる血液の抗原が反応しないように入れたら良いってことです。
つまり
A型はA型とO型の血液
B型はB型とO型の血液
AB型はA型と B型とAB型とO型の血液
O型はO型のみ
ってことになります。
基本的には同じ血液型を入れるので違う血液型はほとんどいれませんけどね。
O型って与えることは出来るけど上手く受け取れない不器用な奴ですよね笑
ついでに
Rh型っていうのもあります。
これは医療関係者の方の方が良く耳にすると思います。
これは上のABO式に加えてD因子というものがあります。
Rh +はD抗原あり、抗体なし
Rh -はD抗原なし、抗体なし
となってます。
ちなみに日本人のほとんどがRh +です。
Rh -の人にRh +の輸血をするとその人は抗体を獲得してしまうと言われています。
つまり次回以降輸血をする時にRh +の血液に対してようけつしてしまうってことです。
なのでRh -の人はみんな気をつけてるんですね。
今回はこの辺で。
皆様のご参考になれば幸いです。